「夏のボーナス」が前年より増えた年の"ジンクス" 過去の日経平均株価を調べてわかった実態

会社員にとってはうれしいボーナスの季節がやってきました。公務員の多くは6月末、そして多くの企業では6月中旬から7月にかけて夏のボーナスが支給されます。そこで今回は、夏のボーナスにちなんだ株価のジンクスを解説します。
皆さんはボーナスの使い道について、どのような計画を立てているでしょうか。さまざまな調査機関のアンケートによると、「頑張った自分へのご褒美」として旅行や大きな買い物に充てたい人がいる一方、最近の物価高を受け、生活費の補填に回さざるをえない人も少なくありません。
年齢や生活環境は人それぞれなので、ボーナスの賢い使い道も十人十色です。住宅ローンの支払いなど、優先順位がはっきりしているケースもあるでしょう。
ボーナスの半分の使い道は?
よく知られたアドバイスに「ボーナスの半分は貯蓄や運用に回すべきだ」というものがあります。「半分」という数字に厳密な根拠はないものの、将来必要な資金――たとえば住宅購入資金や老後資金――を無理のない範囲で確保するうえで、ボーナスの半分を貯蓄や運用に充てるのはいいだろうという考え方です。
こうしてボーナスが運用に向かうなら、「ボーナス資金による株式買い」によって株高が期待できるでしょう。今回は、この「夏のボーナスにちなんだ株価のジンクス」を取り上げます。
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