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「自己資本比率」が高い私立大学トップ200ランキング。1位は国際仏教学大学院大で99.5%。2位は帝京短大。募集停止発表のあの大学は…

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国際仏教学大学院大学
自己資本比率トップの国際仏教学大学院大学(写真:TOKO /PIXTA)

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18歳人口が急減する日本では、私立大学の半数以上が定員割れで、赤字校も5割となっている。一方、研究成果の社会還元など大学の新たな役割も期待されている。では、そんな中で勝ち組となる「本当に強い大学」はどこか?
『週刊東洋経済』では毎年、臨時増刊『本当に強い大学』を刊行し、最新の大学の現状や課題をまとめている(2024年版の購入はこちらから)。
その誌面で作成・利用するデータ等を活用し、各種ランキングを作成している。大学の財務に着目し、東洋経済「私立大学財政データ」の最新データ(2024年3月期決算データ)を使ったランキングを紹介していく。

今回は「総資産」に対する「純資産(自己資本)」の比率である「自己資本比率」で、自己資本が潤沢な大学法人を見ていく。6月23日発売の『本当に強い大学』2025年版の「本当に強い大学総合ランキング」にも使っている指標で経営の安定性を示す。

では、実際にどのような大学が上位なのか。純資産額100億円以上を対象(437学校法人)にした「自己資本比率」ランキングを見ていこう。

「自己資本比率」トップは国際仏教学大学院大

1位は国際仏教学院(国際仏教学大学院大)で99.5%。1996年開学で仏教学研究の進展と研究者の養成を目指す独立系大学院大学だ。総資産192.6億円のうち純資産191.6億円と潤沢な自己資本を誇っている。

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