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先達に聞く「シニアが定年後も生き生き働く方法」。プラチナ・ギルドの会 奥山俊一氏インタビュー

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認定NPO法人 プラチナ・ギルドの会 特別顧問(前理事長)奥山俊一氏
奥山俊一(おくやま・しゅんいち)/認定NPO法人 プラチナ・ギルドの会 特別顧問(前理事長)。1943年生まれ。元三井住友銀行専務取締役。日本総合研究所社長・会長を経て2012年に「プラチナ・ギルドの会」設立。22年から特別顧問(写真:編集部撮影)

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定年後の生活は大丈夫なのか――。お金と心の不安は何かと募るが、50代から戦略を立て、必要な知識をしっかり仕入れておけば老後の人生は思ったより楽しい。定年後の疑問や不安を本特集で一つひとつ解消してほしい。

銀行の激動期に猛烈サラリーマン生活を送り、第一線を退いた後は、次世代への「恩送り」を目的にNPO法人を立ち上げた奥山俊一さん。定年後のシニアが果たすべき役割について話を聞いた。

日本のビジネスパーソンは特異な存在

──三井住友銀行で専務まで務めた現役時代は多忙を極めたと思います。どのような仕事でしたか。

銀行員時代は通算20年近く英ロンドンに駐在し、3回目は欧州駐在の常務として赴任した。ただ、50歳で緑内障を患って両眼を2回手術しており、不安を抱えながらの海外勤務になった。1997年に帰国してからは、さくら銀行と合併した新銀行の経営会議メンバーとして国際部門を担当し、その後、日本総合研究所社長になった。ここで社長・会長を計6年やって、今は非常勤の特別顧問を務めている。

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